明日からできる!コミュニケーションの「3つのコツ」
お客さまに安心して過ごしていただくために、明日から実践できるコミュニケーションのポイントをまとめました。
①まずは「ご本人の希望」を確認すること
聞こえ方や得意なコミュニケーション手段は人それぞれです。「筆談がよろしいですか?」「少し大きめの声で、ゆっくり話しましょうか?」など、ご本人に希望を確認し、お互いに負担の少ない方法を見つけましょう。
②「話し方」を少し工夫すること
施術スペースなど、雑音の多い場所では会話が聞き取りにくいことがあります。少し静かな場所に移動するだけで、ぐっと会話がしやすくなります。また、一度に長く話さず、「カラー剤を、塗りますね」のように短く区切って話したり、うなずきや指差しといった身振り・手振りを加えたりするだけでも、格段に伝わりやすくなります。
③「話す」以外の方法も知っておくこと
話し言葉でのコミュニケーションが難しい場合は、「筆談」や「音声認識アプリ」などの方法も有効です。
- 筆談:スマートフォンやメモ帳に、短く簡単な言葉で、大きく丁寧に書くのがコツです。
- 音声認識アプリ: 話した内容がリアルタイムで文字になるアプリは、画面を一緒に見ることで会話ができるので便利です。
- 口の動きで伝える(口話): 相手が口の動きを読み取りやすいよう、マスクを外して、口元が見える位置で、ゆっくり・はっきり話す方法です。
(※感染症対策などで難しい場合もありますので、状況に応じて判断しましょう。) - 手話: 手指や表情を使った言語のひとつです。対応できるスタッフがいれば積極的に活用しましょう。

Check!「聴導犬」をご存じですか?
「聴導犬」は、音が聞こえない・聞こえにくい方の耳の代わりとなって、生活に必要な音を知らせてくれる犬のことです。#5でご紹介した「盲導犬」「介助犬」と合わせて「補助犬」と呼ばれます。
- 特別な訓練を受け、衛生面・行動面もきちんと管理されています。
- お店や施設に同伴することが法律で認められており、受け入れは事業者の義務です。
- まだまだ認知度が低く、入店を断られてしまうケースも少なくありません。
もし聴導犬を連れたお客さまが来店されたら、温かく迎え入れてください。お仕事中の聴導犬には触ったり声をかけたりせず、そっと見守るのがマナーです。お店の入口に「ほじょ犬マーク」を貼っておくことも、歓迎の意思が伝わる素敵なサポートです。
明日からできる!「サロンの仕組みづくり」
サロン全体の環境を少し整えるだけでも、お客さまの安心感は大きく変わります。
電話以外の予約・相談窓口
ホットペッパービューティーの予約時の備考欄など、文字でやり取りできる窓口があると「電話が苦手」という方も安心して連絡できます。
文字で伝えられるツール
筆談用のノートやタブレット、スマートフォンのメモ機能や音声認識アプリなど、話し言葉を補うツールを用意しておくと、カウンセリングや施術中のやり取りがスムーズになります。
ここまでご紹介した方法は、あくまで一例です。こうしたツールや仕組みは、あくまでコミュニケーションの選択肢を増やすためのもの。
大切なのは、お客さまと相談しながら柔軟に対応していく姿勢であり、一つひとつの対話が、お客さまとの信頼関係を築く何よりの第一歩となるでしょう。





















