障がいのあるお客さまに対し、「どのようにご対応すればよいのか?」と心配に思うことはありませんか。それは、「障がいについてよく知らない」ことから来ているのかもしれません。
まずは、さまざまな障がいの特性について、基礎知識を一緒に学んでいきましょう。

障がいは一人ひとり違う「グラデーション」
まず大切な心構えは、決まった対応は存在しない、ということです。
例えば「視覚障がい」でも、全く見えない方から、光に極端に弱い方まで様々です。他の障がいも一人ひとり状態は違い、必要なサポートも異なります。
知識は「お客さまを分類するものさし」ではなく、「対話のきっかけ」です。目の前のお客さまを知るヒントとして、ここからの知識を活用してみませんか。

障がいの基礎知識①
サロンでは、受付からシャンプー台への移動や、椅子に長く座ることがあります。こうした店内の移動や着席の際に、少しの配慮が安心につながるお客さまがいらっしゃいます。
■肢体不自由
手足や体幹などに運動機能の制限がある状態です。そのため、車椅子や杖といった補助具を使いながら生活している方もいます。
☞サロン内では?
通路の幅が狭い場所やちょっとした段差が移動のハードルになることも。また、長時間同じ姿勢を保つことや、立ち上がりの動作に困難を感じる場合もあります。

■視覚障がい
見えない、または見えにくいことで、視覚からの情報収集が難しい状態です。
☞サロン内では?
髪に触れる前や担当者が代わる際は、まずお声がけを。「シャンプーを始めます」「〇〇です」など、次に誰が何をするか言葉で伝えることで、お客さまに安心していただけます。
■内部障がい
心臓や呼吸器、腎臓など、身体の内部にある器官の機能に制限がある状態です。この障がいの大きな特徴は、外見からは分かりにくいということです。
☞サロン内では?
体力的に無理ができなかったり、ペースメーカーを装着している方、長時間のフラットな姿勢が身体に負担となる場合もあるため、体調への気配りが大切になります。
これらの障がいがあるお客さまに対して、「何かお手伝いできることはありますか?」「この体勢はつらくないですか?」といったシンプルな一言が、安心して過ごしていただくための大切なカギになるでしょう。




















