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シェアサロンで大躍進のSALOWIN。出店サポート事業をスタート!

美容師向けシェアサロン「SALOWIN(サロウィン)」。2019年9月・原宿に1店舗目をオープンし、2023年3月現在は計50店舗を展開するまでに。美容師ファーストを掲げ、「技術売上歩合80%」という高還元率でも話題だ。

そして、新たなニュースが入ってきた。これまでの「シェアサロン事業=SALOWIN」にくわえて、今後は並走して「出店サポート事業=ALL SHARE(オールシェア)」の2軸で展開していくという。その狙いを、サロウィン株式会社/マネージャー・中山 祐人さんに聞いた。

美容室の開業資金が、ゼロ円で!?

・2023年2月末に、出店サポート事業である「ALL SHARE」を正式リリースされました。具体的には、どのような内容ですか?

大きな特徴が、3つあります。ひとつ目は、物件取得費や内装費などの初期費⽤はSALOWINが全額負担するので「初期費用ゼロでスタート」可能であること。次に、「内装デザインや立地が自由に選択できる」。3つ目に、「物件契約や⼯事進⾏など、バックオフィス業務をサポート」できることです。

オープン後は、「固定費(不動産取得費・内装費より算出)+売上歩合」をお支払いいただく形です。

 

・出店準備に関して、かなり手厚いですね。

そうですね。正直に言うと、1店舗だと弊社の利益は、ほとんどありません。10店舗くらいで、それなりに出てくる、という感じです。なるべく多くの出店につなげて、業界のシェアをとりにいきたいと考えています。

実は、ALL SHAREはクローズドで2021年末から進めていたんです。出店が初めてで右も左もわからない方はもちろんですが、出店経験がある方ほど開業の大変さを知っているので、「ありがたい」というお声をいただきますね。 

SALOWINで培った実績から不動産とのつながりも深いので、「いいビルに入れた」と喜んでもらえることも…。多忙な方でも、書類の手続きなど煩わしい作業はこちらでサポートするので、スピード感を持った複数出店も可能です。 

 

店舗経営は“分業化”の時代に

・「出店サポート事業」を、新たにつくった背景は?

ALL SHAREをサービス化する前から、美容室経営者の方々とよくお会いさせていただいておりました。みなさん、本当にお客さまやスタッフのことを第一に考え日々試行錯誤されているのですが、やはり、短期的な資金繰りや煩雑な事務作業がジャマをして、本来集中すべきことに専念できていないのではないか…と思ったんです。

一方、SALOWINは資金繰りも事務作業も専門部隊がおり、弊社のアセットを上手く経営者のみなさんにシェアできれば、事業成長がより加速できるのではないか?そう考えたのが、ALL SHARE誕生のきっかけです。

弊社は、開業に必要な資金と物件を準備し事務作業を代行する。美容室経営者のみなさんには、お客さまやスタッフにとって、より良い環境づくりに専念いただく。このように“分業化”することでアセットのシェアだけでなく、弊社もリスクを負うことで経営者のみなさんが実現したいビジョンに伴走できる状態にしています。 弊社は、常に、美容師、美容室経営者の最強のパートナーでありたいと思っています。

 

・今後の構想を、教えてください。

SALOWIN(シェアサロン)・ALL SHARE(出店サポート)を含めて、年間50~100店舗ペースで出店を進めたいと考えています。将来的には5,000店舗まで増やし、美容師さんにとっての“インフラ”になることが理想。

いま、ミッションをあらためて少し作り直そうとしているところですが、根底にある「美容師さんのため」という想いは今後も変わりません。SALOWIN・ALL SHAREともに、美容師さんの課題を解決し、夢を叶えるためのサービスであり続けたいと思っています。

※現在のミッション

▼「ALL SHARE」サービス概要
https://salowin.jp/all_share/

▼サロウィン株式会社 代表取締役社長・阿部 友哉さん「トップインタビュー」(2021年)
https://hba.beauty.hotpepper.jp/check/27056/

 

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